木材入荷

平成28年10月

 

◎木材入荷

 

長野県の根羽村森林組合に発注していた材料が届きました。国産材です。柱、梁の構造材に対して床・壁・天井・屋根等の板材の量が3倍もありました。

 

殆どが板材です。使用する木材量は6.7m3、床面積が13.24m2なので平米当たりの木材使用量は0.5m3/m2、普通の住宅は0.2m3/m2程度なので2.5倍の木材を使用しています。

 

今、世界の建築界は鉄・コンクリートに代わる建材として木材に注目しています。木材はCO2の吸収や水の保全等、地球環境にとって最も相性の良い植物で、かつ再生可能な資源だからです。

 

うかうかしていると外国に日本の山林を買い占められてしまうかもしれません。日本の木材は世界的に見ても非常に良質な木材なのです。日本の豊富な水と気温の寒暖差が良質な木材を育てます。

 

また、日本の様に林業家が丹精込めて枝打ち・下刈りをして育てる木材は世界的にもあまり見かけません。最近はその森が荒れています。その原因は利益優先の資本主義です。そのために日本の森林をつぶしていいのでしょうか? 

 

私はNOです。だから日本の木材をたくさん使いたいと思います。森を守る事、今の日本人に最も欠けている事だと思います。