タイニーハウス デザインコンテスト2017 中間コメント

応募者の皆様へ

 

この度は、タイニーハウスデザインコンテスト2017にご応募有難うございます。日本初、しかも短期間の周知にも関わらず、予想を超える応募をいただき主催者として身の引き締まる思いを感じています。

 

タイニーハウスが多くの皆様方から注目を集めているだけでなく、実際に住んでみたいという思いの方が多いのに正直、驚いている次第です。

 

当事務局が設計・建設したタイニーハウスを見に来た人からは、こんな住まい方があるのか、これで十分ではないか、こんな家に住んでみたいなど非常に前向きなご意見を頂いております。

 

地球環境の変化、人口減少、高齢化、少子化、情報化、不確実な社会、医療技術の進展、新たな技術開発等、社会が目まぐるしく且つ、大きく変化している現在、私達は好むと好まざるとに関わらず、あらゆる局面での変化を迫られています。

 

頻発する自然災害、地球温暖化など地球環境が変化している事をこれほど感じる時代はあったでしょうか?急激な人口増加が環境に色々な負荷をかけた結果、地球規模での環境異変が起きていると考えられています。

 

今のような消費主義経済を続けて行って良いのでしょうか?資源の大量消費をやめる時期が来ているのではないでしょうか?環境との共存・共栄を図る生き方が求められていると思います。

 

社会の発展がもたらした人口減少、それらに伴う高齢化、少子化社会は社会の仕組みを根底から変えることを求めています。社会が豊かになれば人口は増えるはずではなかったでしょうか?

 

住まいの単位である家族も大家族から小家族ないしは単身者まで変化しています。しかもその変化はわずか1世代の中で起きています。

 

情報化社会は働き方まで変えています。共働き、フリーランス、ワークシェアリング、クラウドソーシング、テレワーク、週休3日など今までとは確実に違う社会が始まっています。

 

昨日までは大手企業であった会社が突然、不良会社になってしまったり、2人で始めた会社がわずか5年で大会社になったり、今までとは段違いの変化が起きています。

 

その波は住まい自体も変えていく事でしょう。50年前に家は財産と言われていました。しかし現在、家が財産になる可能性はかなり低くなっています。人口減少に伴い猛スピードで空き家が増えるからです。

 

社会の急激な変化により生活自体が変化していく中で、今私達はこれまでの住まい方を通り越し、新しい住まい方を考える必要に迫られているのではないでしょうか? 

 

そのヒントがタイニーハウスムーブメントの中に現れていると思います。住まいへの比重を軽くすることにより、多くの自由を手に入れることに気が付きました。地球環境への負荷を減らすことにも気づきました。

 

そして、最も大きな点は、自由な生活を手にいれる事に気づいた事です。

 

日本でのタイニーハウスムーブメントはまだ始まったばかりです。タイニーハウスの考え方もまだまだ変わっていく事でしょう。社会に縛られない自由な生活を手に入れるためにタイニーハウスを手掛かりに新しいライフスタイルを応募者の皆様と共に求めて行きたいと考えています。

 

皆様からの「これからの住まい方」に対する熱い提案をお待ちしております。