小菅村の紹介8 東部地区

東部地区は東京都の奥多摩町と境界を接しており小菅川の最下流に開けた集落です。車で2分も走れば東京都です。

 

この地区は東京都の水がめ、奥多摩湖を作る際に道路が整備されたため、利便さを求めて集落ごと現在の地に移転してきたとの事です。その為、住まいは比較的新しい家が多い地区です。

 

昔の集落は現在より標高で100mほど上にありました。現在でも人が住んでいますが山の上の切り立った斜面にわずかな平地を設け家を建てて住んでいたのです。

 

南斜面に位置するために日当たりはよく山仕事を生業に生計を立てていました。

 

小菅村に来て以来、なぜこんな山奥に人が住んでいたのかと言う疑問をずっと感じていたことなのですが、山の中に入りやっとわかりました。

 

元々、われわれの先祖である縄文人は里山を中心に生活を営んでいました。その理由は平地より山の中の方が食材が豊富にあったからです。しかも平地よりずっと安全な場所だったのです。

 

現在この地区には多くのキャンプ場が開け、夏の時期には多くのキャンパーで賑わいます。

 

ここでもタイニーハウスを発見、なんと自然の立木を支えとして小屋を建てていました。ツリーハウスではないのですが、面白い考え方です。

 

この集落の一角に村のタイニーハウスが建設されました。若者を一か所に集めるのではなく、各集落に分散させ、各集落を活気ずけようとの考えから実施されました。

 

これから建設されるタイニーハウスもこの考え方により、村の中に分散して建てられる予定です。


小菅村の紹介7 白沢地区

白沢地区は、小菅川の支流を中心に両側を山に囲まれた、まさに山間の地と言った風情のある地区です。

 

この地区は江戸時代に盛んであった富士講の街道沿いに位置していたために古くから人の往来の多い地区でした。青梅方面から白沢地区を通り、前回紹介の小永田地区を経て富士山を目指したとの事でした。

 

村を流れる小菅川の支流である白沢川は今でも清流を維持しているために子供たちが家の前の川で川遊びができるくらいです。河には生活排水等が一切流れていないためです。

 

源流域の水質を守るために小菅村は全村公共下水が完備されています。この様な公共事業は大事な事ですね。

 

集落は村の中心地から多少離れているために昔は小菅小学校の分校がありました。現在は小菅村のシンクタンク、源流研究所と源流大学、そしてNPO小菅の拠点として活用されています。

 

源流大学とは源流研究所と東京農大が源流文化を研究していくためのプロジェクトから生まれた大学で、現在でも農大の学生たちが実習目的で年間2000人ほどの学生が来村します。

 

この地区の一角に竪穴住居を復元した原始村が有ります。小菅川流域では今でも土器の破片等が見つかり、古来から人が住んでいたことが証明されています。良く見ると竪穴住居はタイニーハウスの原型ではないでしょうか?囲炉裏を中心に人が集って住まう形状はシンプルライフの原型ですね。

 

ここに源流そばを食べさせる蕎麦屋があります。小菅村産のそば粉を使ったもりそばは絶品です。窓からは新緑のもみじが見え、幸せな気分にさせてくれます。

 

白沢地区は小さな集落ですが色々なものが詰まった集落です

 

 


小菅村の紹介6 小永田地区

小永田地区は大月方面から来て、トンネルを抜けた所に最初に開ける集落です。この地区は写真でもお分かりの様に山の斜面に沿って集落が発展した小菅村でも古い面影を色濃く残す集落です。

 

昔からあった古道に沿ってこの集落は開けました。集落の裏手には畑が広がり生活の利便性を考えた形状となっています。

 

南信州の馬籠宿に似た形態の集落が遠く離れた甲州の地ににも存在することは偶然の産物なのでしょうか・

 

集落を貫く道路はかなりの急こう配で冬の凍結時にはさぞ大変ではないかと思いますが、集落の人々は何事もないかのように生活をしています。

 

この地区には新しいタイニーハウスが建設されました。約20m2ですがロフト・風呂付です。既に若者が住んでおります。

 

道路に張り出した立派な木、都会ではとっくに切られているでしょうが、小菅村ではこれもありです。

 

そして、小永田地区に限らず各集落には必ず地区の守り神の神社があります。この集落は熊野神社が集落の裏手の小高い丘の上にあり、集落の無事を守っています。

 

小永田地区は山村の景観を満喫できる素晴らしい集落です。この地区には近い将来、古民家を活用した古民家ホテルが計画されています。古い物を利用しながら新しい事業を起こす予定です。

 


小菅村の紹介5 中組地区

中組地区は小菅村でも高台に位置し、村役場のある川池地区より標高で80mほど高い位置にあります。村の中で最も広い平地のある地区です。

 

中組地区は中組を中心に山沢集落と井狩集落を含めて中組地区を構成しています。村の中では住民数の最も多い地区です。

 

小菅の湯を始め、道の駅やフォレストアドベンチャーなどの施設が位置しています。

 

今から25年ほど前、この地に小菅の湯を建設するまでこの場所には、のちに道の駅に改修された工場が一軒あるだけで周囲は荒地でした。

 

それから、小菅の湯を中心に、物産館、道の駅、フォレストアドベンチャー、畑や農村公園などが整備され、小菅村で最も変貌を遂げた地区となりました。タイニーハウスもこの一角に立っています。

 

しかし、この場所から一歩周りに向かうと昔ながらの中組地区の景観や家々が残っています。

 

ここからの景色は見上げるよりも見渡す景色が多い場所です。そしてこのサイトのトップページに使っている細川家住宅もこの地区にあります。

 

大きな長屋門を構えた大屋根の古民家は私の最も好きな建物の一つです。何よりも周囲の景観との調和が素晴らしい建物です。

 

長屋門から中をのぞくと、大きな石灯篭がみえ、この家が普通の家ではないことが見て取れます。

 

細川家住宅は村では「大家」と呼ばれ、明治・大正期には村のゲストハウスとして、県や国の要人を迎えた家だそうです。

 

周囲には赤茶けた屋根の村営住宅や切妻屋根が織りなす美しい集落が広がっています。

 

細川家の隣に深い屋根を持った小ぶりの蔵がありました。母屋の周りを取り囲んだ下屋が美しい造形を見せています。小さい蔵ですが実に美しい蔵です。

 

この細川家住宅の裏山に鎮座するのが緑に映える赤い鳥居の御岳神社です。社は小さいのですが小高い丘の上に作られ中組地区を見守っています。

 

この景観をいつまでも残していきたいですね。

 

 


小菅村の紹介4 田元地区

田元地区は村の中心部の川池地区に隣接し、小菅川を挟んで反対側に位置する地区です。

 

この地区は花が多く見られる地区で、春5月から6月にかけて街路沿いに沢山の花を見る事が出来ます。

寒い春を乗り越え、景色が冬から春に変わる様を最も感じる事が出来る地区です。

 

また、古い住宅も多く、小菅村の特徴の一つである小さな蔵があります。大きさは6帖ぐらい、用途としては野菜や味噌等の保存を目的として建てられた蔵が多いです。

 

冬は寒さから、夏は暑さから保存食等を守るために建てられたようです。

 

山間地域で生きていくための知恵が作った建物と言えます。

 

自然と共に生きる暮らしがまだ残っています。今でもほとんどの家で味噌を自前で仕込んでいるそうです。

 

でもこの伝統をいつまで守る事が出来るか、小菅村でもそろそろ課題になりつつあります。

 

先日ふと思ったことがあります。この小さな蔵をタイニーハウスに改造したら快適な住まいになりそうだと思いました。

 

次のテーマとして考えて行きたいですね。

 

 

 

 


小菅村の紹介3 川池地区

今日は村の中心部、川池地区を紹介します。ここには村役場、郵便局、農協、商店、理髪店、保育園、医院、小学校、中学校、旅館等が集まっており文字通り村の中心です。

 

この地域は昔から旅館が多く立地し、現在でも4件の旅館が営業中です。

 

なぜこんな山奥に旅館かと不思議に思っていましたが、村の人に聞いた話では、小菅村自体が僻地の為、商売をする人は泊りがけで来たそうです。

 

荷物を背負って車やバス等で来村し、村に滞在しながら周辺の集落に赴き商売をしたとの事です。帰りには村の産物を買って今度は都会で売る、都会と村を行き来して商売をする人たちがいたそうです。

 

僻地と言っても必需品はいる訳で、わざわざ町まで出向かなくても商品が手に入るという素晴らしい商業ネットワークがあった訳です。

 

この村に限らず、大正昭和の時代には全国にこの様な流通ネットワークが存在していたそうです。

 

それでもやはり急な時には不便なサービスでした。そこで村に新しく出来たのが、7枚目以降の写真にあるよろず屋さんです。

 

この店は名前を「美勢屋」と言い、ひげを生やした方がこの店の店主さんです。

 

とにかく、その品揃えには驚かされます。衣料、日用品から、文房具、子供のおもちゃ、鍋釜、農作業用品、長靴、なた釜、のし袋、掃除用具、建築用具、金物、釘、ビスそしてヤカンまで何でもそろいます。

 

村では通称、「小菅村のアマゾン」と呼ばれています。この時代にこんな店屋さんが残っているのが不思議な感じがしますが村には無くてはならない店やさんです。

 

21世紀に残したいお店屋さんですね。小菅村に来る機会が有ったら是非寄ってみてください。

 

こんな文化がまだ残っている小菅村を将来に残していきたいです。

 

 


小菅村の紹介2 橋立地区

コンテストに応募いただいた小菅村を知らない方々(知らなくて当たり前です)に構想を練るうえで少しでもヒントになればと思いこれから、小菅村を少し紹介していきたいと考えています。

 

橋立地区は村に8地区ある集落の一つで小菅川の最上流にある集落です。上流に位置する関係で両側の山が真ん中を流れる小菅川に迫り、平地がほとんどない地域で家も傾斜地に建つ家が沢山あります。

 

この地域でとくに有名なのが「掛け軸畑」です。最初と5番目の写真の住宅の上に広がる青い斜面が掛け軸畑です。れっきとした現役の畑です。

 

傾斜角は最大で45度ほどあり、立っているのも大変な位の斜面です。地元の農家さんに聞くと仕事は大変だが日当たりがよく、作業をする時に立ったままで出来るので楽な面もあると言っていました。

 

集落の真ん中を走る幹線道路の両側に家々がならび、それぞれの家の前には木や花が植えられ昔の集落のイメージを今も感じる事が出来ます。

 

家神様もいまだ健在です。

 

その集落の中にモダンなタイニーハウスがありました。(最後から2番目の写真)平地がないのでおのずと大きな建物は建てづらく、狭隘な土地が生み出した自然のタイニーハウスです。

 

最後に、小菅村は東京都の水源地であることからこんな上流の場所でも公共下水が整備されています。下水のマンホールの絵は渓流の女王ヤマメです。

 

この集落より上流に家はありません。これより先の住人は鹿とイノシシ、時々熊と言ったところです。ですから小菅川の水には大腸菌等人間の持つ細菌は見つかりません。

 

村に来て思うのですが、小菅村の水道水はほんとに美味しいです。

 

このあたりの標高は約650mほど、スカイツリーよりちょっとだけ上に住んでいる感じです。冬はマイナス15度ぐらいに下がるときが年に1,2回ありますが、夏は逆にエアコンはいりません。夜は必ず窓を閉めて寝ます。

 

東京都のすぐ隣にこんな村があるのです。先日小菅村を訪ねてきた人が言ってました。是非この姿を残してほしいと言っていました。私もそう思います。

 

コンビニもスタバもない村、小菅村を未来永劫残していきたいと思います。

 

 


小菅村の紹介1

今日は皆様に小菅村の一部を紹介します。

 

タイニーハウスの正面に見える三つ子山に久しぶりに山歩きに行ってきました。

 

この山は、小菅村を一望できる絶景ポイントがある小高い丘のような山ですが傾斜は結構急な山です。

 

今,山は新緑で眩しいくらいに輝いています。途中、ヤマツツジや朴木の新緑などを見ながら絶景ポイントまでは25分程度です。

 

絶景ポイントからの眺めは素晴らしかったです。急な山の斜面が川まで一直線に伸びてわずかな平地を飛び越えてまた空へと上昇していきます。

 

どうして小菅村の先人たちはこの地を選んだのでしょうか?きっと食べ物が豊富で安全な土地だったのでしょう。そして美しい景色があるのです。

 

山の幸、川の幸そして狩猟と周りに頼らず自立できる土地なのです。今で言うサステナブルな社会を達成していた村なのですね。

 

絶景ポイントの後は、三つ子山を越えて反対側の沢にある「雨乞いの滝」まで行きました。小菅川の支流にある小さな滝ですがこれまた絶景です。

 

帰り際に、タイニーハウスの群れを発見、平山キャンプ場のコテージ群でした。これぞ元祖タイニーハウスかも。

 

帰り道で道端に道祖神を発見、奇麗に整備されていました。

 

こんな山間の郷なのですが、小菅村は約60%が東京都の水源林になっている関係上、奇麗な水を供給するために全戸下水道完備の村なのです。

 

手つかずの自然と近代的に整備された都市施設、住民によって守られている伝統文化と新しい文化を受け入れる度量、自然に囲まれながらも未来を見据えている村人達、ほんとに素晴らしい村です。

 

お時間の取れる方はぜひ、小菅村を見に来てください。新しいヒントがあるかもしれませんよ。


タイニーハウス デザインコンテスト2017 中間コメント

応募者の皆様へ

 

この度は、タイニーハウスデザインコンテスト2017にご応募有難うございます。日本初、しかも短期間の周知にも関わらず、予想を超える応募をいただき主催者として身の引き締まる思いを感じています。

 

タイニーハウスが多くの皆様方から注目を集めているだけでなく、実際に住んでみたいという思いの方が多いのに正直、驚いている次第です。

 

当事務局が設計・建設したタイニーハウスを見に来た人からは、こんな住まい方があるのか、これで十分ではないか、こんな家に住んでみたいなど非常に前向きなご意見を頂いております。

 

地球環境の変化、人口減少、高齢化、少子化、情報化、不確実な社会、医療技術の進展、新たな技術開発等、社会が目まぐるしく且つ、大きく変化している現在、私達は好むと好まざるとに関わらず、あらゆる局面での変化を迫られています。

 

頻発する自然災害、地球温暖化など地球環境が変化している事をこれほど感じる時代はあったでしょうか?急激な人口増加が環境に色々な負荷をかけた結果、地球規模での環境異変が起きていると考えられています。

 

今のような消費主義経済を続けて行って良いのでしょうか?資源の大量消費をやめる時期が来ているのではないでしょうか?環境との共存・共栄を図る生き方が求められていると思います。

 

社会の発展がもたらした人口減少、それらに伴う高齢化、少子化社会は社会の仕組みを根底から変えることを求めています。社会が豊かになれば人口は増えるはずではなかったでしょうか?

 

住まいの単位である家族も大家族から小家族ないしは単身者まで変化しています。しかもその変化はわずか1世代の中で起きています。

 

情報化社会は働き方まで変えています。共働き、フリーランス、ワークシェアリング、クラウドソーシング、テレワーク、週休3日など今までとは確実に違う社会が始まっています。

 

昨日までは大手企業であった会社が突然、不良会社になってしまったり、2人で始めた会社がわずか5年で大会社になったり、今までとは段違いの変化が起きています。

 

その波は住まい自体も変えていく事でしょう。50年前に家は財産と言われていました。しかし現在、家が財産になる可能性はかなり低くなっています。人口減少に伴い猛スピードで空き家が増えるからです。

 

社会の急激な変化により生活自体が変化していく中で、今私達はこれまでの住まい方を通り越し、新しい住まい方を考える必要に迫られているのではないでしょうか? 

 

そのヒントがタイニーハウスムーブメントの中に現れていると思います。住まいへの比重を軽くすることにより、多くの自由を手に入れることに気が付きました。地球環境への負荷を減らすことにも気づきました。

 

そして、最も大きな点は、自由な生活を手にいれる事に気づいた事です。

 

日本でのタイニーハウスムーブメントはまだ始まったばかりです。タイニーハウスの考え方もまだまだ変わっていく事でしょう。社会に縛られない自由な生活を手に入れるためにタイニーハウスを手掛かりに新しいライフスタイルを応募者の皆様と共に求めて行きたいと考えています。

 

皆様からの「これからの住まい方」に対する熱い提案をお待ちしております。

0 コメント

春が来た。

小菅村にやっと春が来ました。私は小菅村に移住してまだ1年目で、初めて迎える春です。北国の春は色々な草花がいっぺんに咲くようですがここ小菅村の春もまさにいっぺんにやってきたようです。

 

今小菅村は桜が満開で、村の花ミツバツツジも満開です。木々には新芽も出始め、山々の新芽がうっすらと萌黄色に代わっていきます。ついこの間までの寒さが噓のようです。四季のある日本ならではの風景ですね。

 

タイニーハウス回りも景色が一変、ミツバツツジや桜、庭先には水仙が咲いています。

 

行く行くはハウスの周りを草花で埋めていきたいです。

 

デザインコンテストへの応募も順調に増えております。まだ発表してから一か月もたたないのですが。皆様の熱い思いを是非提案してください。

 

お待ちしております。


0 コメント

最初の一杯

 

タイニーハウス小菅での記念すべき一杯のコーヒー。

 

ここまでたどり着く道のりを考えると感慨深いものが有ります。企画・設計・セルフビルド・

 

予算調整など当初の予定とは大分違いましたが、何とかゴールにたどり着けてほっとしています。

 

色々な悩みも、やってみて、結果が出て、明らかになりました。

 

タイニーハウスは「未来の住まい」と言う事がはっきり見えてきました。

 

住まいは雨露をしのいだり、身を守る箱ではなく

 

自分の意思を表現する箱であると。

 

外見は同じでも、中身は全く違います。

 

このコーヒーのように!

 

 

0 コメント

家具が入りました。

ロフトの下のソファベッドコーナーです。ベンチ代わりに使用します。ベッドマットが2枚入っていますのでちょっと座面が高いかもしれません。一枚で十分な気がします。お店の人は二枚必要と言っていたのですが。一枚は上のロフトで使えますので問題はないのですが。タイニーハウスは小さいですが、小さいからと言って手抜きは一切できません。一つ一つが勉強になります。この辺は経験を積み重ねるしかない部分かもしれませんね。

0 コメント

◎外構工事が終わりました。

ようやく、暖かな季節になりました。小菅村は寒いところなので冬期は土工事は凍結していて出来ません。工事も遅れてやっと出来るようになりました。

 

外構と言っても入口付近に階段と土留め壁を作るだけですが。

 

ここでも予算がないので現地で工事を行った際に出てきた石を貯めておき使用しました。小菅村は源流域にあるために出てくる石は皆角が尖った石が出てきます。

 

大きな石は階段と土留めに使用、小さな石は近くに捨てさせてもらいました。それにしても現地は石ころだらけでした。

 

村にも畑があるのですが、そこは一つ一つ人力で石を取り除いて畑にしたそうです。そしてその石で宅地の土留め擁壁を作ったそうです。

 

敷地周囲にも石垣があり、それらと馴染むようにしてみましたがどうでしょうか?

 

写真ではわからないのですが、村から頂いたモミジとミツバツツジを何本か植えてみました。ミツバツツジは赤紫の美しい花が咲きます。村のシンボル樹です。

 

石段の周りは自然の草が生えてくれれば良いかなと思っています。植栽は時間をかけて整理していく予定です。


0 コメント

タイニーハウス小菅 デザインコンテスト2017が始まるよ。

3月末だというのに小菅村はこんな大雪に見舞われました。

ここが東京のすぐ隣であることが信じられないですよね。

絶景です。ところで、いよいよタイニーハウスデザインコンペが始まりました。

 

なぜこんな事を始めたかと言うと、昨年10月から進めてきた小菅村でのタイニーハウス建設を通し、皆さんにもタイニーハウスの良さを感じて頂けたらと思うようになりました。

 

小さいけどタイニーハウスには色々な可能性がある住まいだとつくづく感じています。何よりも家が身近に感じる事です。色々な機能が詰まった空間に取り囲まれている感じが心地よいのです。この感覚は中に入ってみないとわからないです。

 

守られている感じとでも言うのでしょうか、安心感があります。この感覚を皆様にも感じて頂けたらと思い、色々方法を考えてきました。しかしどのようにしたらいいのか、考えた末に思いついたのがコンペでした。自分で考えた空間を作ってみる。でもそんなに簡単には出来ない。考えを実現する機会を提供できればじかに感じる事が出来るのではないだろうか? 幸い、小菅村が応援をしてくれる事が見えてきたのです。

 

小さな村に小さな家、エコフレンドリーな生活を積み上げてきた小菅村にタイニーハウスが合うのです。村の人々もタイニーハウスをすぐに理解してくれました。そして追い風が吹くように小菅村は今移住希望者が多く、住宅難なのです。今年も年度末を迎え、2家族8人が移住してきました。空き家はあるのですが色々な理由で家が余っている訳ではないのです。

 

一つの方策として大きな家に住んでいる若者にまずタイニーハウスに移ってもらい、大きな家を移住者に提供しようと言う事になりました。昨年末、急遽建設を始めたタイニーハウス2棟が何とか間に合い移住者を受け入れる事が出来ました。来年もまだまだ住宅難です。そこで小菅村では平成29年度にタイニーハウスを6棟新設する事を決めました。

 

この家の一つ二つをコンペ用に割り当てて頂いたわけです。公共の事ですからあまり過大な賞金・賞品を提供することはできませんが、この機会をタイニーハウスに興味を持っている方に開放しようと言う事になりました。小菅村の応援がなければ出来ない事です。

 

タイニーハウスは普通の家と違います。何よりも小さいのです。住む方にも住まい方を考える事を求めてきます。夫婦のあり方、家族のあり方、物との付き合い方、時間との付き合い方など今までとは違う考え方が必要になります。しかし、いったん受け入れてしまえば多くのメリットを受ける事が出来ます。何よりも物欲にまみれた生活から卒業できます。省エネ、省資源で地球にやさしい生活を送る事が出来ます。掃除も簡単、最も大切なのは人と人の距離が近くなる事です。

これからの新しい住まい方である、タイニーハウスをあなたも考えてみませんか? きっと今までにない世界が見えると思います。

 

文責:和田隆男

 

0 コメント

外装塗装工事

平成29年2月

◎外壁塗装工事

 

いよいよ最後の仕事、外部塗装工事です。外装を杉板にしている関係上防腐対策が必要になります。昔は焼杉と言って杉板の表面を焼いて防水・防腐機能を持たせていました。

 

木材の表面を焼く事により耐久性が高まることを昔の人は知っていたのです。

 

最近は塗料材として木材の耐久性を高める塗料が普及し塗装を行うケースがほとんどです。今回もこの塗料を選択しました。

 

色は木材の生地色と黒を選びました。小菅村の景観に黒が似合うように感じ選択したのと木材の生地の色を残したかった結果です。

 

ツートーンとする事によりキュービックな感じも強まります。

外壁にはこれからもう一工夫する予定です。詳細はまだ秘密です。


0 コメント

木製建具工事

平成29年2月

◎木製建具工事

 

唯一の木製建具はトイレの入り口部分です。建具もピンからキリまで選択肢は多いのですが今回は品合板フラッシュにしました。

 

最近は建具の金物が沢山あり今回は上吊ハンガー戸です。

こんな製品でもオートストップ機構が付いているのです。簡単に言うと扉が柱に当たる前にゆっくりと閉まるように制御されるのです。

 

トイレの扉まで繊細な感覚で考える日本人はすごいです。まったく知りませんでした。


0 コメント

流し台取付工事

平成29年1月

◎流し台取付工事

 

今回の設計の中で最も悩んだのが流し台でした。

 

デザイン上、予算上、機能上等様々な制約がある中、予算の都合上既製品の流し台を採用する事にしました。巾は全体で1350mm、レンジフードと吊戸棚のセットです。コンロは2口IHヒーターです。

 

ある程度の収納力を考えるとこの流し台の下部や吊戸棚の収納力は魅力的です。流し台の扉は全て手前にスライドする方式です。流し台が生活空間中にあるので鍋釜等をあまり見せないように、流し回りがすっきりする様に考えた結果でした。

 

プランニングを含めて流し台をどうするかはタイニーハウスにとって重要な部分だと思いました。流し部分の設計は難しいです。この辺はまだまだ改良の余地はありそうです。

 

流し台の横壁には温水器のリモコンスイッチ、横壁の隣は冷蔵庫と洗濯機置き場です。流し台の右側にはストーブ置き場も確保しました。ゆくゆくは薪ストーブを置きたいです。

 

 


0 コメント

内装工事

平成29年1月

◎内装工事

 

この建物は板壁が内装材を兼ねているために内装工事はほとんど有りません。しいてあげればロフトに上がる階段工事位です。

 

階段は色々と考えたのですがタイニーハウスの場合、どうしても収納スペースが不足がちになります。そこで少しでも収納部分を増やすために箱を積みかさねる方法を考えました。

 

大小5つの箱を積み上げた格好です。とりあえず階段機能は何とか達成できました。後は使い方次第です。

 

それから、玄関に20cmほどの隙間を作り棚を設置、下駄箱代わりにしました。これだけでも6足の靴を置く事が出来ます。

 

タイニーハウスは空間をいかに使うかのアイデアが問われます。工夫次第で小さくても快適な空間を手に入れる事が出来ます。


0 コメント

コーキング工事

平成29年1月

◎コーキング工事

 

外部サッシュ回りのコーキング工事は自前で行いました。

 

板とサッシュの隙間に防水材を充填する仕事なのですが外壁が南京下見張と言って板を段々に重ねて張る関係で、サッシュ回りに段々が出来ます。

 

このため、コーキング材を段々に充填する必要があり、養生テープの張方に始まりコーキング材充填の仕方など大苦戦でした。

 

真直ぐに打つのは比較的簡単なのですがギザギザは大変でした。板の傾斜に合わせて養生テープを斜めに張らなければならいのです。

 

開口部は6か所しかないのですが全部終わるまで一週間かかりました。プロは2日位で仕上げると思います。

 

コーキング材はペースト状の物なのでいかようにも変形してしまいます。この材料を隙間に線状に打つのは素人には大変難しいです。時間はかかりましたけどまあまあの仕上がりに安堵しました。


0 コメント

ロフト工事

平成28年11月

◎ロフト工事

 

ロフト部分の仕上げ工事です。床板を張り落下防止を兼ねた幕板と支柱を立てました。

 

ロフトに上がる際の手掛かりとしても使えるように考えました。格子状に並べたのは目隠し効果と見た目です。

 

これだけでロフトが部屋っぽくなりました。下の段のロフトには手摺がありませんが、行く行く考えます。

 


0 コメント

天井断熱材充填

平成28年11月

◎天井断熱材充填

 

天井は屋根勾配なりに見せる構造ですので垂木を利用して断熱材を入れました。

 

垂木は60×120mm有りますので100mmのグラスウールを充填する事にしました。同じ厚さでもグラスウールの密度により断熱性が変わります。今回は高性能断熱材を採用しました。

 

価格的には倍以上高くなりますがお金をかける価値がある部分です。ポイントはいかに隙間なく充填していくかにかかります。折角良い材料を使っても隙間だらけでは断熱の意味がありません。

 

断熱材充填とともに天井板を張っていきます。天井板は杉板厚15mm本実仕様です。内部がすべて杉材になりちょっと鬱陶しいかと思いましたが、意外に板の色が優しいのでいい感じになってきました。

 


0 コメント

床レベル調整

平成28年11月

◎床レベル調整

 

床は金属製の束で支えます。この束は支柱を回すことによりレベルを調整できる構造になっています。

 

大引きの両端に水糸を張り中間の高さを水平にしていきます。90cmピッチで入っている105角の大引きがかなり丈夫なのでしっかりした床になると思います。

 

床板は30mm厚の杉板を張ります。床・壁・天井がすべて30mm厚の板材で覆われる事になります。

 

 


0 コメント

シャワーユニット設置工事

平成28年11月

シャワーユニット設置工事

 

シャワーユニットは組立式のブースを購入、自分たちで組立てました。元々は輸出用の製品で三方向がガラスで出来ています。浴室の片隅に置くタイプです。

 

900mmのグリッドに入る製品を探しましたが中々見つからず、やっと探したユニットのサイズが820×820mmと木造の柱割には入らないサイズでした。

 

そこで柱の位置をずらし、何とか納めました。限られたスペースと予算の中で苦労した部分です。

 

この製品の良い所は扉が内側にスライドする事です。扉についた水滴が外に落ちる事はありません。開き勝手も簡単に変更できます。価格の割に優れた製品でしたので採用させて頂きました。

 

組立中の写真を取り損なってしまったので組立中の工程をお見せできませんが、床版を置いてその上に三方向の壁を建て込むことで完成できます。まだ天井版とシール工事が残っていますが2人で半日ほどの工事でした。

 


0 コメント

屋根工事

平成28年11月

◎屋根工事

 

屋根は金属板葺き立ハゼ葺きと言います。シンプルで価格も安価にできます。水の流れる方向に継ぎ目が有りませんので防水性能は完璧です。

 

杉の野地板の上に防水シートを張り金属板を葺いていきます。屋根面の断熱材は屋根の垂木を利用して屋内側にグラスウールを充填します。

 

工事面積も小さいので工事は2時間ほど、私が現場に着いた時にはほとんど終了していました。


0 コメント

アルミサッシュ取付

平成28年11月

◎アルミサッシュ取付

 

建物の断熱効果を考えた時に最も熱損失の大きい部分が開口部です。タイニーハウスのコンセプトである「小さくても快適な家」を実現するために、サッシュは空気層16mmの断熱二重窓を採用しました。

 

開口部は小さいほど断熱効果が上がりますが、太陽の光も熱も利用することを考えるとバランスが難しい所です。小菅村は寒い地域ですので太陽光を最大限利用する事を考え、南向きよりも東向きの窓を大きくしました。

 

理由は冬の朝、最も冷え込んだ時に太陽光を取り込み少しでも早く部屋を暖めるためです。南向きの窓は昼間には効果がありますが最も熱がほしい朝には機能しません。寒い地域では南向きより東向きに大きな窓を付けた方が熱利用効果が上がると思います。朝一番で日が差した方が快適に感じるのではないでしょうか。

 

今回採用したサッシュは結露防止のため内側がプラスチック材で覆われています。性能の割に価格は安いです。また、単価を抑えるためサイズは全て規格サイズとし建物で寸法調整をしています。オーダーサイズにすると価格が3割以上アップするんです。建築の際は要注意です。

 

サッシュの取付工事では、開口部の大きさをパンフレットを基に決めていましたが、果たしてすんなり入るか心配でした。しかし、ドンぴしゃで入りほっとしました。 やれやれです。

 

0 コメント

外壁断熱材入れ

平成28年11月

◎外壁断熱材入れ

 

壁は柱の中心に厚30mmの杉板が入り外側に断熱材40mmが入ります。写真でブルーに見えるのが断熱材、今回使用したのはスタイロフォームです。

 

柱と外壁の間が40mmなので丁度良い厚さです。柱と柱の間に外壁材を受ける縦胴縁が入っています。

 

断熱工事上の注意事項は隙間を出来るだけ作らない事、厚い断熱材を使っても隙間だらけでは効果がありません。一か所一か所丁寧に寸法を取り仕上げました。

 

今回はその上に遮熱効果のある防水シートを張り断熱効果を高めました。この上に厚さ18mmの杉板を張ります。


0 コメント

上棟式

平成28年10月

◎上棟式

 

今日は朝から天気がいまいち、どことなく肌寒い天気です。

 

しかし、この日は村の収穫祭が朝から開かれており、出店やアトラクションも用意され人出は順調でした。

 

心配した雨も降らず、上棟式には予想以上の人々が集まってくれました。

式には舩木小菅村長と収穫祭に来賓でお出でになった東京都狛江市の高橋市長さんにも参加していただきました。

 

高橋市長さんは上棟式の餅まきは初めてとの事でした。

 

まず、上棟式の由来説明の後大工さんの先導で四方固めを行い、全員で棟飾りに向かって拝礼、いよいよ待望の餅まきが始まりました。

 

大人から子供まで含めて50人以上の人が集まってくれました。いざ餅まきが始まると厳かな雰囲気が一転にぎやかな雰囲気に変わり、手を振り歓声を上げ皆さん夢中になってお餅やおひねりを拾っていました。

 

子供たちも大はしゃぎでした。上棟式の雰囲気を皆さんに伝えられて良かったと思いました。

 

後日談として思わぬお小遣いが入り子供たちは大興奮していたそうです。上棟式を単に神様へのお願いだけでなく、みんなで楽しめる式典にした先人たちの知恵に脱帽です。


0 コメント

建て方2

平成28年10月

◎建て方2

 

今日は梁架構及び屋根垂木取付まで行う予定です。

 

梁はユニック車で釣り上げて上から柱に落しこみます。人力でも可能と思いますが、少人数では難しい作業です。

 

妻側の三角部分の板壁を落しこみながら壁を構成、その後梁桁を乗せ架構完了です。

 

プレカット材とユニック、強力コンビです。細かな作業があった割には作業も順調に進みました。

 

後は垂木を取付、今日の作業終了です。さすが大工さん、細い梁の上で体をうまく使いながら垂木を取り付けていきます。そして野地板張。野地板は杉板厚30mmです。板と言うよりも角材を並べていく感覚です。板は本実加工がしてあり隙間対策もばっちりです。

 

夕方には無事完了しました。建て方に合わせて外部建具の取付も行いました。 これは木材を雨から守るとともに防犯対策も兼ねますので並行作業がベストです。

 

私は明日の上棟式に合わせタイニーハウスの説明看板を取付ました。はたしてどれ位の人が来てくれるかな?


0 コメント

上棟式準備

平成28年10月

◎上棟式準備

 

皆さん上棟式を体験したことありますか?私は小さい頃、叔父ちゃんが家を新築した時に上棟式に行って飴やお餅を拾った事がありました。私は5.6歳だったと思いますがその時の楽しかった体験をいまだに鮮明に覚えています。

 

何故とかではなく、純粋に楽しかった思い出でした。今回のプロジェクトではこの感覚を子供たちに伝えたくて上棟式をやろうと決めていました。

 

しかし、最近は建築現場で上棟式をやることは皆無で、まして、餅まき等はありません。大工さんに聞いても最近は経験がないと言ってました。そこで、昔の記憶を辿りながら準備を始めました。最初の問題は上棟式の時に屋根に飾る棟飾りが手に入るかどうかでした。

 

ところが、村に何でもそろえている雑貨屋さんが一軒あるので聞いてみると「上棟式セット」なるものを売っているとの事。難なく解決してしまいました。

 

お店のご主人の話によると、前回売れたのは10年以上前だと言っていましたが、昔の伝統がまだ残っていました。後はお神酒とお菓子やおひねりを用意、意外と簡単に準備が整ってしまいました。ホット一安心です。

 

上棟式セットなるものを箱から出して組み立ててみると意外と立派なものでビックリしました。しかもかっこいいです。

 

上棟式のいわれは、新たに家を建てる事を神様に報告、安全に建築ができますように、そして完成後も家をお守りくださいとお願いすることだそうです。

 

その気持ちを表したものがこの棟飾りです。そんな思いでこの棟飾りを見ると実に神々しく見えてきます。こんな所にも日本人の繊細な感性が生きています。早く上棟式をしたいと思いました。

 

 


0 コメント

仮設足場設置

平成28年10月

◎仮設足場設置

 

いよいよ上部躯体工事を行うための仮設足場工事です。

 

この足場は単管ブラケット足場というもので単管にブラケットを取り付け、足場板を乗せる工法です。平屋程度の建物であればこれで十分です。

 

作業性と安全性を考え、今回は足場を2段設置しました。最上部は手摺を兼ねて足場板より1m以上の高さを確保しました。

 

作業が始まると最も重要な部分ですので各ジョイント部分をしっかり締め付ける事が重要です。


0 コメント

建て方1

平成28年10月

建て方1

 

いよいよ建て方が始まりました。まずは土台にアンカーボルトの穴あけ作業です。土台を基礎に乗せてアンカーボルトの位置を直取りします。そして穴をあけます。

 

土台を番付けごとに設置していきます。次に番付に沿って大引きの設置です。柱と同寸の大引きを910間隔に設置していきます。赤く見えるのは防腐塗料が塗ってあるからです。材料の端部には番付記号が書いてありますので組立に迷うことはありません。

 

柱にもそれぞれ番付記号がついており措定の場所に建てていきます。ここまですべて人力での作業です。材料もさほど重くないので二人で行えば楽ちんです。

 

タイニーハウスだからこんな事が可能なんです。土台や大引きに何故か「小菅村支援住宅」と書いてありました。こんな事言った覚えないのですが。

 

そして板倉工法の要である壁の落しこみ作業です。

 

まず基準となる柱を下げふりを基に垂直になるように決めます。建てた柱は筋交で仮に固定、この柱を基準に全体の垂直を固めていきます。

 

板壁の落しこみは超簡単、斜めにして落しこむだけです。特に固定もしません。基準以外の柱はまだ固定していないので動きます。板壁材は柱間の長さを測りながらカットしていきます。

 

その方が間違いがないからです。一人が切断、一人が運び役、一人が落しこみ、3人でやると非常に効率がいいのであっという間に出来上がっていきます。

 

天気が思わしくないので仮設足場全体にブルーシートを掛けての作業でした。これもタイニーハウスならではのメッリトです。


0 コメント

束石敷設・埋戻し

平成28年10月

◎束石敷設・埋戻し

 

基礎天端の心墨みを基に水糸を張り穴を掘り、基礎ブロックを並べて行きます。水糸からの下がりを手掛かりに高さを調整します。

 

土台を支える束は金属製のアジャスター付の製品の為、位置も高さもおおよそで問題ありません。一応水糸からの高さをチェックしながら高さを決めました。

 

ここでの重要ポイントは束石が下がらないように束石をたたいてしっかり据え付ける事です。

 

後は周囲を埋め戻して基礎工事は終了です。写真には出てきませんでしたが、基礎工事と並行して根切りを利用して設備配管工事を行いました。

 

給水管や排水管は建物周囲に配管しますので段取りを合わせておけば、人手間省く事が出来ます。 

 

基礎工事の時には、配管設備も手配しておくと時間的にも金銭的にも経済的に工事を行う事が出来ます。

 

写真でも配管の立ち上がりが見えます。

 


0 コメント

布基礎コンクリート打ち

平成28年10月

◎布基礎コンクリート打ち

型枠は鋼製型枠を使っているために、あっという間に型枠工事が完了、今日は朝からコンクリート打ちです。

 

使用したコンクリート量はわずか1m3、1.5時間ほどで終了でした。施工中の写真を撮る間もなく終わってしまいました。

 

配筋終了時に作った足場とコンクリート押え板の効果絶大でした。合わせてバイブレータを使用、生コンをスムーズに流し込むために使用しますが、改めてその威力を思い知らされました。

 

最後に職人さんの記念撮影、プロはいでたちが違います。お疲れ様でした。

 


0 コメント

ベースコンクリート打ち

平成28年10月

 

◎ベースコンクリート打ち

 

逆T型の基礎はベースと立上りの2回に分けて打設します。l今日はベース部分の打設工事です。

 

コンクリート量は約1m3弱でしたので、小型のミキサー車に半分程度の量でした。

 

私が現場に到着した時にはすでにコンクリート打ちが完了していました。

 

この手際の良さがプロですね。


0 コメント

木材入荷

平成28年10月

 

◎木材入荷

 

長野県の根羽村森林組合に発注していた材料が届きました。国産材です。柱、梁の構造材に対して床・壁・天井・屋根等の板材の量が3倍もありました。

 

殆どが板材です。使用する木材量は6.7m3、床面積が13.24m2なので平米当たりの木材使用量は0.5m3/m2、普通の住宅は0.2m3/m2程度なので2.5倍の木材を使用しています。

 

今、世界の建築界は鉄・コンクリートに代わる建材として木材に注目しています。木材はCO2の吸収や水の保全等、地球環境にとって最も相性の良い植物で、かつ再生可能な資源だからです。

 

うかうかしていると外国に日本の山林を買い占められてしまうかもしれません。日本の木材は世界的に見ても非常に良質な木材なのです。日本の豊富な水と気温の寒暖差が良質な木材を育てます。

 

また、日本の様に林業家が丹精込めて枝打ち・下刈りをして育てる木材は世界的にもあまり見かけません。最近はその森が荒れています。その原因は利益優先の資本主義です。そのために日本の森林をつぶしていいのでしょうか? 

 

私はNOです。だから日本の木材をたくさん使いたいと思います。森を守る事、今の日本人に最も欠けている事だと思います。

0 コメント

基礎型枠・配筋

平成28年10月

 

◎基礎型枠・配筋

 

前日が雨の予定だったので前々日に基礎工事担当の業者さんが底盤配筋とベース型枠を工事しておいてくれました。

 

今日は基礎立上部分の配筋工事のみです。図面に沿って切断・加工された鉄筋を決められた間隔で配置、番線で締め付けて形を整えます。

 

縦筋のみだったので作業時間は2時間で終了しました。作業は段取り次第と言いますが、今日の作業もまさにそのもの。

 

四隅の縦筋が転ばないように斜めに補助筋を入れ組み立てていきます。一人が締め付け、もう一人が作業補助上手くやるものです。


0 コメント

砕石・捨コン工事

平成28年10月

 

◎砕石・捨コン工事

 

コンクリート基礎を作る前に地面を固めるために砕石を敷き、基礎の大きさを書くために捨コンを打ちます。

 

この工程を怠ると基礎が傾いたり、沈んだりしますので非常に大事な工程です。この砕石地業を確実にするためにプロの業者さんは型枠を作ります。

 

丁張から砕石幅の位置を下げふりを使ってだし、杭を打ち、堰板を取り付ける作業です。この作業は高さが重要で幅はおおよそでも構いません。砕石の厚さが10cmなので10cm巾の板を利用します。

 

型枠が完成したら砕石を敷き、堰板の天端から3cmほど下がった位置まで締固めます。昔は手作業で行っていましたが現在では機械です。そしてこの堰板を利用して捨コンを打ちます。

 

ほぼ平らな面ができます。この上に基礎の墨出を行います。

 

砕石の抑えの堰板を捨コンの型枠としても利用するのがプロの技です。しかも仕上がりが綺麗で早く作業が終わります。

 


0 コメント

根伐り工事

平成28男10月

 

◎根伐り工事

 

遣り方に基づいて地面を掘ります。これは昔は人力で行っていた訳ですが、最近は重機を使って行いますので、今回のような小さな建物ではアッというまでした。

 

ポイントは掘りすぎない事。掘りすぎると折角の固い地盤を柔らかくしてしまう事になり、不動沈下の原因になります。最後は手堀で底板の高さまで掘り進めます。

 

巾は基礎の底盤巾から両側20cm位広めに掘ります。次の工程の砕石・捨コン用の型枠を設置するのが楽になります。この写真で分かるように丁張が根伐りに干渉しないようには少し大きめに設置しておいた方が良いです。普通は建物の通り芯から1mほど離して設置します。


0 コメント

遺り方

平成28年10月

 

◎遣り方

 

遣り方・墨だしは建物の基礎を作るるときに行う基本的作業で、土地の上に建物の位置、方向、大きさを高さを記す大事な作業です。

 

地面に建物の大きさを書いてもすぐ消えてしまいますので建物の四隅に丁張(写真にある四隅のL型状のもの)をかけこの板に建物のXYZ情報を記載していきます。

 

まず丁張の天端を高さ方向のしるしとして出来上がる基礎の高さより10cmほどの高さに決め、四方とも同じ高さにします。この時レベルという機械を使うと簡単にできます。

 

無いときはホースに水をため、離れた場所の高さをおなじにする方法もあります。後は、建物は大体四角に建てますので直角を出すことが必要になります。

 

この時使うのが「大矩おおがね」です(写真中央の地面にある三角形の定規)。木で出来た大きな三角定規です。これを地面に置き、水糸を使いながら直角を出していきます。

 

原始的なやり方ですがかなり正確に直角が出ます。遣り方には基礎の中心線、砕石の巾、底板の巾、基礎の巾を記載します。

 

これで基礎工事の準備が整いました。


0 コメント

工事が始まりました。

今年の5月以来準備を進めてきた「小菅村タイニーハウスプロジェクト」の工事がいよいよ始まりました。工事を始めるまでには、建物の構想から始まり、設計、使用する材料の決定、積算、施工業者の選定、発注などいろいろな手順を踏みながら着工に至ります。

当初はDIYを主体に考えていましたが、だんだん自信がなくなり(トホホ、、、)主なところは専門家に依頼することにしました。今回は専門家の手伝いをしながら、DIY技術を学ぶところからのスタートとする事にしました。

私は長年建築の設計を行ってきましたので作業手順は分かるのですが、いざ自分でやるのは大変なことに気付いたところです。

まず、基礎工事ですがこの部分から専門家にお願いをして始めます。

最初の写真は位置出しです。写真では見にくいのですが、建物位置をおおよそ決め、その後に遣り方のための木の柱を立てた所です。この柱を四隅にL型に設置したら、2番目の写真は建物の高さ



小菅村タイニーハウス 建設予定地

平成28年8月

 

小菅村タイニーハウス 建設予定地

 

タイニーハウスの建設予定地が決まりました。場所は小菅の湯の前の大きな柿の木の裏手の高台です。

 

周囲には小菅の湯、道の駅こすげ、小菅村物産館、フォレストアドベンチャー、小金持ち工房など村の施設が点在している所です。

 

建設地の前には村の畑があり、公共施設に取り囲まれていながら、程よく距離の保たれた敷地です。

上の写真に見える山の手前が二子山、奥に見えるのが三頭山です。

 

将来この景色が部屋の中から見えるように開口部を設置します。


0 コメント